延命を目的に腐食の原因を取り除く改造が行われた。

窓閉塞

雨水の浸入を防ぐことで腐食を遅らせることと窓清掃の簡略化から1990年から戸袋窓を、1997年からは妻面窓を封鎖する工事を施工した。2015年現在で戸袋窓が残されてる車両は日根野電車区に4両1編成のみが残されている。妻面窓に関してはオリジナルの2段開閉式から1枚固定ガラスに交換された車両も存在する。

扉交換

腐食対策のため側扉及び貫通扉が鋼鉄製からステンレス製に交換されている。新扉は窓の支持方法が異なる他、貫通扉は窓がオリジナルよりも上下に拡大されているものがあり、現存するほぼ全車が施工済みである。扉が化粧板仕上げに変更された車両もあるが僅かにとどまり、大半はステンレス無塗装仕上げのままである。

前面金属板設置

窓支持用Hゴムの保護と運転台への風雨の侵入防止のため、前面ガラス・運行番号表示機・方向幕の縁部分を金属板で覆う施策である。

スカートの設置

201系などとともに衝撃への耐久性を高めるため、前面にスカート(排障器)が設置され、全先頭車に施工された。

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